息子の友人に乱された夜 ― 若い体温に溺れた未亡人の罪

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人妻/不倫/浮気のお部屋

息子の友人に乱された夜 ― 若い体温に溺れた未亡人の罪
2025年12月01日 11時02分
息子の友人との再会が、長年眠っていた“女”の本能を呼び覚ました。 離婚し孤独に慣れたはずの身体が、若い男の視線に溶かされていく。 理性を脱ぎ捨てた一夜を通じて、欲望と再生の境界を描く濃密な告白だ。

病院の廊下を歩く彼の背中を、どうしてもまっすぐ見られなかった。
息子の友人だとわかっているのに、あの若さと無邪気な笑顔を目にするたび、胸の奥がざわついて止まらなくなる。

去年の秋、事故で入院した息子を見舞い、偶然一緒になったあの日から、私はずっとおかしくなっていた。
久しぶりに外で話した若い男性の声、素直な瞳、そして自分を「女」として見られていないはずの距離感。その曖昧さが、どうしようもなく心地よかった。

離婚して十年以上。
子供たちは手を離れ、一人の夜が増えるたびに、体の奥が乾いていく感覚があった。
でも、もう女として見られることなんてない。そう思い込むことで、何とか均衡を保っていたのに。

彼を見た瞬間に、すべての理性が薄紙みたいに剥がれ落ちていった。

その日、息子の見舞いを終えてから、私は自分でも信じられない行動に出た。
病院を出て、彼と二人きりになった車の中。
「ちょっとだけ寄りたいところがあるの」
そんな言葉が自然に口をついて出た。

ホテルに誘った瞬間、彼の顔に浮かんだ驚きと戸惑い。
それでも完全に拒まないその沈黙が、私の最後のブレーキを壊した。
女が男を誘惑するなんて、若い頃は想像もしなかった。でも、今の私はもう止まれなかった。

部屋に入ると、手が震えていた。
こんな状況で緊張している自分がおかしくて、つい笑ってしまった。
彼は優しかった。焦らず、私のペースに合わせるように、何もせず隣に座ってくれた。

でも、その優しさがかえって私を追い詰めた。
「抱いて」
その一言を言い出すまで、そんなに時間はかからなかった。

キスをされた瞬間、十年間分の空白が一気に埋まるような感覚が走った。
彼の手が首筋をなぞるたび、身体の奥が疼いて止まらない。
若い男の匂い、硬い胸板、そして手探りの愛撫。
熟れた体は、もう少し触れられるだけで反応してしまう。

ベッドの上で、私は自分でも信じられないほど乱れていた。
息を吸うたびに声が漏れ、腰が勝手に動く。
抑えようと思えば思うほど、喉の奥から、女の本音のような声があふれ出す。

彼は驚いたように私の顔を見つめながらも、逃げずに見届けてくれた。
「気持ちいい…止まらないの…」
そう呟いたのは、半分泣きそうで、半分笑っていた時だった。

若さと経験の差なんて、どうでもよかった。
ただ、感じ合うことだけで、すべてがつながる。
私はずっと「我慢」して生きてきた。母として、女として。
でも、あの時ばかりは、我慢をやめた自分が心の底から愛おしかった。

二人でお互いの体を確かめ合うように、何度も繰り返した。
彼の指先が胸をなぞるたび、背中が反ってしまう。
クンニされると、腰が勝手に浮く。
あまりの快感に羞恥心も吹き飛び、足を絡めて求め続けた。

そして、自分でも知らなかった深い部分から溢れ出す感覚。
絶頂のたびに、昔の自分が少しずつ溶けていくようだった。
若い男に犯されながら、私はようやく“生きている女”に戻っていったのだ。

あの夜のことは、今でも夢みたいに覚えている。
彼と別れたあと、家に戻っても、ベッドの匂いが体から消えなかった。
洗っても消えない熱と疼きだけが残る。
そして時々、夜中に思い出してしまう。

ほんの一瞬でいい、もう一度抱かれたい。
あの体温に溶けるように、我慢できない女のままで息をしたい。
そう思う自分が、たしかにここにいる。

読後、熟れた女性が若い男性に抱かれることで再び“女”として蘇る瞬間の生々しさに圧倒される。息子の友人という禁断の関係が、背徳感と官能を絶妙に交差させ、胸の奥をじんわりと焦がす。特に、クンニや体温の描写には現実感があり、相手の優しさと逡巡が逆に彼女の欲を駆り立てる構成が巧い。単なる肉体描写ではなく、乾ききった心が満たされていく過程に読者も共鳴してしまうだろう。快感と羞恥の狭間に揺れる心理が丁寧に描かれており、人妻ジャンルの中でも完成度の高い“再生のエロス”として印象深い。もう一度女であることを確認するように喘ぐ彼女の姿に、誰もが心の奥の渇きを感じ取るはずだ。
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