ある日のこと、10歳年下の彼と二人でドライブに出かけた。風が心地よくて、ずっと隣にいるだけで胸の奥がざわついた。「最近、なんだか君と話してる時間が一番楽しい」と彼が言った時、私は胸の内側が熱くなった。彼の言葉は、まるで忘れていた懐かしい感情を呼び起こすようだった。
「私、どうしてこんな気持ちになってしまったんだろう…」心の中で自問しながらも、彼の優しい笑顔から目を離せなかった。
その夜、初めて彼に抱きしめられてキスをした。それは不倫の始まりを告げる儀式のようだった。最初は体も心も拒んでいたのに、彼の熱意に抗えず、次第に体が彼を求めるようになっていった。
ある日、彼の車で山道に連れて行かれた。あんなところで、まさか裸になるなんて思わなかった。でも、彼の指が私の体を這い、唇が首筋へと滑り落ちるたびに、私の理性は溶けていった。「怖い?」「うん、でも…やめられない」小さな声で答えた私に、彼は優しく「大丈夫、俺がいるから」と囁いてくれた。
彼が私の上着やスカート、ブラジャーを脱がせていく。全裸になった私は、冷たい空気に震えながらも、心は知らず知らずのうちに興奮の渦に呑まれていた。「こんなところで…」「我慢できないんだ」彼の言葉に従い、バックから激しく突かれる度に、体の奥から快感が押し寄せた。
「もう誰かに見られてもいい…」私は恥ずかしさと興奮が交錯する心のまま呻いた。彼は笑いながら「その顔が見たかった」と言い、口元を緩めながらさらに激しく求めてきた。
その後も勤務時間中の倉庫、サービスエリアの車中、ホテルに至るまで、彼の要求にすべて応えていった。彼が私をバイブやソーセージで攻める時、「こんなこと、私にできるのかな」と戸惑いながらも、彼の目を見て頷くと、体は素直に反応した。
「君って本当にすごいよ。初めてって感じがしない」「それは私だって…そう思いたいから」照れくさそうに答えるけど、彼の手が私の敏感な部分を舐め回すたびに、私の体はたちまち熱を帯びていった。
生理中も彼は私の欲求を満たし続けた。彼の口が私の中で動き、子宮の奥まで感じ入るような快楽を感じた時、私は人妻としてだけではなく、一人の女性として求められていることを実感した。
「これからもずっと、君のそばにいるよ」と彼は言った。私は涙ぐみながら「私、あなたにこんなに依存してしまうなんて」と口にした。彼が静かに抱き締め、私の背中を優しく撫でてくれた。
夜の山での密会、車の中での露出プレイ、私たちは背徳の快楽に溺れながらも、どこかでそれが終わらなければいけないと知っている。けれど、その日々の一瞬一瞬が私の中の女性を呼び覚まし、心も体も変わっていく。
彼といる時間は、夫との日常では決して味わえなかった刺激と幸福で満ちている。私の中の淫らな一面を解放し、愛されることの愛おしさをかみしめる瞬間だ。自分でも知らなかった性への欲求が、私を深く満たしていく。
それでも、不安と背徳感が絶えず胸を締めつける。こんな恋がいつまでも続くはずがないと頭では理解しながらも、私の心は彼に引き寄せられ、繋がれることを願ってやまないのだ。
