30代。中学の同級生で、仕事の関係で偶然再会。
お互いに既婚、小梨。私は中堅のフリーのデザイナー。
何回か呑みに行って、その時には何も無かったのだけど、
「仕事場あるんだ?」「狭いワンルームだけど」
「行ってみたい」
ということで、相手が仕事の帰りにやってきた。
玄関でお互いに顔を合わせてた瞬間から、何か違うオーラがあった。今思えば。
そのまま部屋の中に入って、いきなり後ろから抱き締められた時、正直言って既に濡れていたと思う。
のけぞってディープキス。
キスしながら正面から抱き合って、舌の付け根まで奥深く差し込んで絡ませて、二人とも息が荒くなって、なんだか突き上げる様な衝動が身体の芯に感じられて、彼のスーツを脱がせて、ネクタイをとって、ワイシャツのボタンを外すのが、本当にもどかしかった。
彼も一緒になって脱ぎながら、私の全身を服の上からわしづかみにして、確かめる様に撫で回した。
彼は私のシャツのボタンを外しながら胸の谷間に顔を埋めて、ブラを外しながら丁寧に胸を舐めたり揉んだりし、乳首をそっと指でつまんでから、おもむろに唇をあてて、吸い出したのだけど、下半身をよじって、声をあげずにはいられなかった。そのくらい強烈な快感。
もう立っていられなくなって(ずっと立ったままだった)彼にしがみついていたら、彼が、急に頬や口を甘噛みしてきて、「どうする?」ってささやいた。
今さら何を言ってるの、と思ったけど、答える代わりに彼のモノに手を伸ばして、軽くしごきながら、彼にキスを返した。
部屋の隅の、打ち合わせ用に置いてあるソファへ移動して、
彼が座って、私は対面座位でゆっくりと彼の正面に。
「あっ……う…」
夫の物よりずっと大きい。太い。深く深く入って来る。
今まで味わったことのないような充実感で、どんどんとあそこが熱くなって、彼の頭を抱き締めて喘いでしまった。
「こんなの、初めて。ごめんね私ばっかり……でもホントにいい」
涙が出そうだった。
彼は私の胸を揉んだり、あそこに指を這わせたりしつつ、
「俺も、気持ちいいよ。だから、安心して。もっと感じて、もっと声出して」
それがスイッチになったのか、一気に快感が全身を駆け巡って、いった。
その瞬間、悲鳴の様な声を出しながら、無意識にあそこをぐーっと締め付けてしまった。
彼は、私がいったのがわかったみたいで、今度は入れたまま体勢をチェンジ。
彼が上になり、私のヒップを抱えて、ぐいっと限界まで奥に入れてきた。
「あうっ」
私は両足を縮めて、膝を抱えるかのような姿勢になった。
彼は容赦なく、私の中をかき回す。
ちょうどクリトリスの中の方が刺激されて、また、快感がやってきた。
信じられなかった。二回も……?
あそこが熱く熱く、とろけそうになって、頭の中もそれでいっぱい。
「○○君、いい?」
「最高だよ」
「私も。またいきそう」
「俺もだよ」
安物のソファが派手な音を立てて、それが妙に恥ずかしい。
「お願い、やめないで」
「いきそうだよ……」
「もっと激しくして…いきそう」
二度目は、彼とほぼ同時にいった。
彼は汗びっしょり。
フラフラしながらお湯でタオルを絞って、拭いてあげると、彼がまだ荒い息を鎮めながら、にっこりと笑った。
身体の相性ってあるんだなあ…と心底感じたHでした。
ただ、お互いに既婚者なので、二度目はどうかな…と逡巡してるところです。
それにしても、本当に良かった………