私は32歳の専業主婦で、結婚して5年目になります。夫はとても真面目で優しいんですけど、夜の生活はすごく淡白で、いつもどこか物足りなさを感じていました。正直、心の奥では満たされない寂しさを抱えながら、日々を淡々と過ごしていたんです。
そんな私の隣に、新しく引っ越してきた男がいました。彼は見た目も荒々しくて、何より態度が小馬鹿にしたようなものだったんです。初対面のとき、彼は不敵な笑みを浮かべてこう言いました。
「人妻ってマジでエロいよな。見てるだけで興奮するわ」
私は驚いて顔を真っ赤にしながら、必死に言い返しました。
「そんなこと、言わないでください!」
でも、その言葉の数日後、私はスマホに届いた動画を見て凍りつきました。
それは、私が一人でこっそり自慰行為する姿を写したものでした。誰に撮られたのか、まったく覚えがなく、恐怖と混乱で頭が真っ白になりました。
その後、彼から電話がかかってきました。低く冷たい声で告げられたのは、こういう内容でした。
「この動画、旦那にばらしたくなければ、俺の言うことを聞け」
私は声が震えてしまい、何も言えませんでした。逃げることも出来ず、ただ恐怖で身動きが取れなくなったのです。
その日から、彼の思うままに従わざるをえなくなりました。
ある日、彼に言われて駅のトイレに連れて行かれ、「しばらくここで肛門に指を入れてみろ」と強制されました。プラスチックの冷たい壁に体を押し付けながら、私は抵抗しつつも痛みと羞恥、またどこか身体が熱くなる感覚に頭が混乱しました。
そのうち、涙がそっと頬を伝い、心が叫んでいました。
「こんなこと、私には必要ないのに……」
しかし、身体は知らず知らず反応し、快感がじわりと広がっていくのを止められませんでした。
そんなある夜、私は隣の部屋から聞こえてくる女性の喘ぎ声にハッとしました。
「ああっ、もっと強く突いて…まだまだイケるよね?お願い、離さないで…」
か細くも艶やかな声は、まるで快楽に完全に堕ちた人妻のもの。男の荒々しい呼吸と混ざり合い、夜の静寂に響いていました。
その声に、私は何度も耳を澄まし、思わず体が疼いてきたのを感じていました。
(あの声の主は、きっと深く堕ちてしまったんだ……そして、私もああなってしまうのだろうか)
ある時、彼は低い声で囁きました。
「お前も隣の女みたいになりたいんだろ?喋れよ。そう言ってみろ」
私は怯えながらも、震える声で答えました。
「嫌だけど……どこかで、そうなりたい自分がいるのかもしれない…」
彼は嘲笑混じりに私の乳首をつまみ、指先で肛門周りを撫でまわしました。
「素直に認めたな。そうすれば快楽は止まらない」
私は涙で視界が滲みながらも、カラダが熱くなっているのを感じました。
後ろから強く押し倒されると、胸が粘膜でこね回され、腰は勝手に彼のリズムに合わさり、抵抗する気力はどんどん消えていきました。
「ああっ、もうダメ……イッちゃう」
溢れ出す涙とともに、私は初めて声を大きく漏らし、全身の感覚が震え上がりました。
こんなに激しく感じている自分に愕然としながら、最も深いところで操られている気がしていました。
夜、夫が隣で眠る部屋で、私は命令されてアナルプラグをつけさせられました。最初はその感触に呻き、涙が溢れ出ました。
「どうしてこんなことを……」ともがきながらも、不思議なくらい快感がじわじわと広がり、その異物をいじってしまう自分に慄いたのです。
翌日もこっそり出し入れを繰り返し、秘めたる欲望が確実に強まっていくのを感じながら、私は隣の人妻と同じ快楽の世界へと堕ちている自分を止められませんでした。
彼の冷たい言葉は私の心を縛りつけました。
「お前はもう俺の奴隷だ」
震える声で私が応えます。
「はい……あなたのもの」
隣からは夜通し聞こえてくるあの艶めかしい喘ぎ声と、私のそっと漏らす呼吸が混ざり合い、背徳の闇は深まっていきました。
――私はもう、戻れない。そんな自分を恐れながらも、どこかで心の奥が震えるのを隠せませんでした。