最初から狙っていた――と言ってもいい。取引先の主婦、アイコさん。俺と同世代なのに、人妻としての生活感の裏にふっと滲む雌の匂いに、会うたび下半身が勝手に反応していた。子持ちで、旦那がいるという肩書き全部が俺にとってはスパイスでしかなかった。
お盆の最中、代打で出てきた彼女を見た瞬間、俺の中でずっと我慢していた獣が暴れ出した。背中に薄い汗を浮かべ、ブラウス越しに胸の形がうっすら透けている。夏の強い日差しで大人の女の体臭さえ甘く感じ、気づけば「嫁と子どもは実家なんです」と探るように言っていた。
――応えた。「私も一人」。
その言葉だけで、俺のチンポはパンツの中で石のように膨れ上がった。
焼肉屋で冷たいビールを煽りながら、彼女の唇の艶に何度も目を奪われた。脂で濡れる口元、動く舌、喉を上下させる仕草。俺はもう我慢できなかった。カラオケの個室、暗がりの中で曲を切り上げ、唇に食らいついた。
アイコさんは一瞬驚き「だめ……」と小声で言ったが、舌を差し込むとすぐ奥まで受け入れ、唾液を絡めてきた。抵抗なんてなかった。いや、むしろ待っていたように腰をわずかに動かしている。股間に手を滑らせれば、布の上からでも湿り始めているのが分かった。背徳の匂いと女の匂いが混じり、息が荒くなる。
「ここじゃ駄目だ、ホテル行こう」
その言葉に、アイコさんは紅潮した顔で小さく頷いた。
ホテルのドアを閉めるなり、俺たちは理性を投げ捨てた。押し倒すように唇を重ね、舌を絡ませ、胸を鷲掴みにする。ブラを引き千切るように剥ぎ取ると、形のいい乳房がどさりと揺れた。乳首はすでに硬く尖っており、舐め吸うたび「んぁ、くぅっ……」と耳を犯すような快感声を漏らす。
膝で足を割り開き、ショーツを引き下ろすと──むわっと鉄臭い女の匂いが広がる。愛液でぐちゃぐちゃに濡れた裂け目が、俺を誘うように濡れ光っていた。
「うわ……もうびちょびちょですね……」
低く囁くと、アイコさんは「恥ずかしい…」と言いながらも腰を揺らす。指を突っ込むと、とろとろの膣内が吸いつくように絡みつき、くちゅ、ぐちゅとねっとり水音が響いた。
舌を秘部へ突き刺すと、アイコさんは頭を抑え込む。クリを吸い上げると腰を跳ね「ダメッ…!でももっと…もっと舐めて!」と狂った声を張り上げた。マン汁が顎を滴らせるほど溢れ、俺はむさぼるように舌をねじ込んだ。彼女は絶え間なく嬌声を上げながら、全身を震わせて昇天した。
「もう我慢できない……入れて、奥まで突き刺して!」
その求めに応え、一気にチンポを突き込む。
「あっぎぃィィっ!でっかい、奥突いてるうぅ……ッ!」
熱く、狭い膣道がギリギリで俺の肉棒を咥え込み、キュウキュウと締め上げてくる。腰を激しく叩きつけると、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音が部屋に充満した。
彼女は背中を反らし、乳房を揺らしながら「まだ突いて!もっとめちゃくちゃにしてェェ!」と叫び続ける。バックに体勢を変えケツを突き上げさせると、肉厚の尻を掴み、奥まで叩きつけた。
「おまんこ、締まりすぎっ…ッ!」
「アッ!アッ!あたしのおまんこ、もっと突き壊してぇ!」
汗まみれの体を重ね、視線を交わさず肉欲だけで突き合う。彼女は絶頂を何度も繰り返し、びくびくと膣が痙攣して俺をさらに締めつける。
「イイよ、中で出して!旦那にはナイショ……あたしでいっぱい出して!」
その台詞に脳が真っ白になり、腰を限界まで突き込んで、一気に精液をぶちまけた。膣奥でどぷどぷと注がれる白濁液に、アイコさんは「ああぁぁっ出てる、いっぱい出てるの感じるぅ!」と恍惚の顔を晒す。
だが終わりではなかった。萎えかけたチンポはすぐまた勃起し、何度も何度も体位を変えて突き合った。騎乗位で乳房を乱暴に揉みしだかれ、突かれるたびシーツに体液が飛び散った。クンニ、フェラ、尻穴舐めまで……互いに欲望の限界まで貪り尽くした。
朝方、彼女は髪をぐちゃぐちゃに乱したまま、全身を汗と精液で濡らし「もう何回逝ったか分かんない……」と小声で呟いた。その顔に、俺はぞくぞくするほど満たされていた。
人妻を旦那より先に、徹底的に汚し尽くしたという背徳の陶酔。
この日以来、何度か会っては狂ったように体を重ねたが、結局「重すぎるのはいらない」と振られた。
でも構わない。
俺の中で、人妻を貪り尽くし、中出しで本気で喘がせたあの夜の記憶は、生涯消えることがない。