俺が父の再婚相手――義母と過ごす生活を初めて意識的に“特別な目”で見るようになったのは、去年の初夏だった。
父は再婚してもう数年が経つが、義母はいつも落ち着いた雰囲気を纏い、大人の余裕と品を漂わせていた。俺たち連れ子に対しても不自然なほどに母親らしく振る舞い、けして距離を詰めすぎることはない。だからこそ、ある一瞬の出来事が俺を抑えきれない衝動へ落としていった。
あの日、平日の昼下がり。俺は仕事が休みで、一人で家にいた。無意識のように義母の下着が仕舞われているはずのタンスを開けていた。大人の女性の香り、そこにあるだけで煽られるような布地。指先で布をなぞっていると、背後から足音がした。振り返ると、そこには洗濯物を抱えた義母が立っていた。
数秒、お互いに動けなかった。俺はただ視線を泳がせ、つい口をついて出たのは「生理…もう終わった?」という言葉。自分でもどうかしてると思った。だが義母は少し震える声で「たぶん」と答えた。そのとき、一気に理性の糸が切れた。
「セックスしよう」――。
言葉は命令でもあり、懇願でもあった。義母が慌てて立ち去ろうとするのを後ろから抱きしめ、必死に押さえ込んだ。抵抗の声、震える体温、しかし俺の方が力は勝る。Tシャツの中へ手を滑り込ませ、ブラ越しに胸を揉んだとき、密かに夢見てきた瞬間が現実になっていることに興奮が爆発しそうだった。
「やめて…放して…」と泣き声混じりに言われても、もう戻れない。ホックを外し、柔らかな膨らみを直に掴んだときの感触は今も脳裏に焼きついている。乳首が固くなっていくのを指で確かめながら、義母の涙交じりの顔に口づけをし、逃げ場を奪った。
彼女の抵抗は続いたが、次第に体は赤らみ、濡れ始めていた。無理やり押さえつけながらも、その変化を感じ取ってしまう。俺は唾を塗りつけ、自分のアレを押し当てる。必死に脚を閉じる義母の膝をこじ開け、腰を押し込んだ瞬間、「いやぁ!」という悲鳴が弾けた。その声に震えるほど昂りながら、奥へねじ込んだ。
信じられないほど狭く、温かく、彼女の体が形を吸い込むように俺を受け入れる。義母は顔を背け「やめて」を繰り返したが、俺の腰は止まらなかった。筋肉が勝手に突き上げ、ベッドが軋む音を響かせ続ける。涙に濡れる頬を見ながらも、頭の中はひたすら「もっと深く、もっと壊したい」という欲望で支配されていた。
絶頂は一瞬で訪れた。若さと理性の欠如が重なり、俺は気づけば義母の中に精を吐き出していた。涼しい顔で戻るつもりはなかった。むしろ「これで自分と義母は繋がった」と思った。安全日という言い訳をしながらも、態度には妙な確信が滲んでいた。生理が来るまで不安げに答える義母を見て、どこか支配欲を満たされていたのは確かだ。
だが、それで終わりではなかった。7月の終わり、再び彼女を抱いたときには様子が変わっていた。最初こそ身体を硬直させて抵抗したが、乳首を弄り、クリを攻めていくと、明らかに力が抜けていった。泣き声がやがて吐息に変わり、嫌悪感に覆われた瞳が次第に揺らぎながら潤んでいく。俺はその変化がたまらなかった。無理やり犯すだけじゃない、“堕ちていく”様を支配できることへの快感。
そして8月、ついにはホテルへ誘った。
「今度はちゃんとした場所で抱きたい」と俺が言うと、義母は小さく唇を噛んだ。だが否定はしなかった。部屋に入った瞬間に抱きしめ、キスを交わし、ボタンを外す。抵抗は薄れ、むしろ熱を帯びる義母の体に、俺は勝利を確信した。乳房を貪り、秘部を指先で濡らしていくうちに、彼女は堪えきれず震え声を漏らし絶頂に達していた。
初めは無理やりだった関係も、この頃には違って見えていた。義母は羞恥と背徳に揺れながらも確かに快楽に飲み込まれていき、俺はそれを見届けるたびに昂ぶった。体力任せで突き上げると、彼女はついに声をあげ、ベッドを震わせながら乱れ、再びイッた。
俺の中で抑えようのない確信がある。これはただの“間違い”じゃない。父には隠された、俺と義母だけの秘密。互いの理性を壊し、背徳に溺れながらも求め合う、終わりのない関係だと。